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現在まで年間のべ1000例近い臨床を経験し、
自然妊娠から高度生殖医療を受ける方までの、
より効果的な治療の受け方を研究した結果、
次のような形が理想的であることが分かりました。
一般的に不妊治療はコストがかかります。
子どもが出来るまでに高級車1台分なんてよくある話ですし、そこまでお金を費やしても見返りがあるなんて限りません。
下手をしたら副作用で苦しむだけ苦しむという人もいるでしょう。
それでも皆さん子どもを作ろうとします。
確かにそれだけの価値はあるとは思いますが、コストのことと安全性とその効果、こういったものを本当によく考えましたか?
不妊治療に最初に来られるのは、ほぼ100%女性です。
これには色々と理由がありますが、一番多いのは大抵の場合まず不妊の原因として疑われるのが女性だと言うことです。
頭の中では男性不妊が増えているとはいうものの、鍼灸治療に初診から男性が来られることはあまりありません。
一般的な鍼灸治療では、よく治療期間と効果に関して3ヶ月程度を目安にしましょうなんて言います。
これは一定の期間を定めずに治療をすることが、患者自身の精神的不安を招くことと、さらには患者が効果のない治療を長々受けることのない為、という患者保護の面から期間を定めています。
確かに鍼灸の学生時代には、指導教官にもそう指導されましたし、専門書にも同様の記載があります。
しかし個人的にはこの意見には賛同できない場合があります。
ここで述べることは、あくまでも私個人の経験と、栄養療法でお世話になっている総合体力研究所との見解です。
勿論それなりのデータや資料に基づいていることは確かです。
そもそも血液検査で、妊娠しやすかったり妊娠しにくかったりがわかるものでしょうか?
皆さんはどう思われますか?
ここからはなるべく分かり易いように、お手持ちの血液検査を眺めながら読んで下さい。
先にも書きましたが、商品のご購入は基本的に治療目的としていますので、先にメール等で体調や状態の相談をお願い致します。
それによって適正な量を提案致します。
<最初に>
これは特に不妊と限ったことではありませんが、流産しやすい方にとっては安静と休息の違いを知っておく必要があります。
東洋医学でも古来から不妊の治療は広く行われてきました。
東洋医学的に見ると不妊の原因は主に、
・腎虚によるもの
東洋医学では腎臓は精を蔵すると言います。
精とは一切の物質的因子の大元のようなものですから、これがなければ生命は誕生しません。
不妊症の方(男女問わず)の中には、ストレスが原因であろうと予想される方が多くいらっしゃいます。
どちらかといえば元気でどこが悪いのかと思えるような方であるにも関わらず、どうしても妊娠しない人はこのストレスが大きく関係します。
別の章でも書いていますが、ストレスは簡単にホルモンのバランスを狂わせ、性欲を減退させ、本来持つ能力を十分に発揮できない状態にします。
体外受精を受ける際に、補助療法として鍼灸を行うことは非常に効果的です。
鍼灸治療では、子宮内の血流を改善し、少しでも良い内膜の状態を作り着床率を高めます。
またホルモン剤の使用で起こる副作用を軽減し、総合的な体調管理を行うことを目的にしています。
子宮奇形の治療と書いていますが、当然ながら奇形自体の治療ではありません。
子宮に奇形があると、どうしても流産の確率が高くなります。
これはいびつな形で十分な血流が得られなかったり、十分なスペースが確保できないことが原因として考えられます。
そういう意味では、子宮筋腫と似たような状況が考えられると言うことでしょう。
陽和堂で行う不妊治療は大きく分けて、鍼灸治療によるものと栄養療法によるものに分かれます。
治療法が分かれるといっても、基本的には両方を受けて頂くことがよりベターな方法だと考えていますので、両方をお薦めすることになります。
ここでは不妊症における栄養学の重要さを知って頂きます。
1.本当の栄養学とは
”栄養”の項でも書きましたが、カロリー表示だけを気にした栄養学や、一日何十品目と言った抽象的なものは問題にしていません。
人が生きていく上で、或いは人が全ての機能を正常に活用するための最低限の栄養を知ることが大事なのです。
不妊び悩む方は色々な健康食品やサプリメントを併用していることが多い
ですね。
最近では、マカや様々なキノコ類を初めとして、イソフラボンが良いと聞けば豆腐や納豆を食べ、ビタミンやミネラルなどのサプリメント含めると、かなりの種類になるでしょう。
妊娠・出産を目的とした治療をする上で知っておいて頂きたいことは、当院で行う治療は基本的にそれをゴールとは全く考えていないという点です。
女性は妊娠するまでは妊娠に耐えうる身体作り、妊娠すれば10ヶ月間の妊娠期間の体調維持が必然で、その後は授乳を行う上で必要な身体作り、さらには子どもを育て教育するだけの身体と頭(意識)を作る必要があります。
当院では妊娠を望む方には、基本的にビタミンとミネラルのサプリメントをお薦めすることにしています。
これは危険を無くしながら妊娠・出産出来る一番手軽な方法ではないかと考えているからで、最近もビタミンと妊娠に関する報告は数多く出ています。
不妊の原因が男性にある男性不妊が、実は案外多いことは大分認知されるようになってきました。
但し男性不妊といえば、どうしても精子の数や奇形、運動率が原因であるとされますので、それらの検査で異常がない場合には男性側には原因がないと考えられがちです。
ただどうしても東洋医学的には男性に原因がありそうな人は、これらの検査で異常なしと言われた方の中にもいらっしゃいました。
勃起不全は大きく機能的なものと器質的なものに別れますが、厳密にこれを分けることは難しいですね。
勿論器質的な障害と診断されたことがある方は、機能的な障害の方よりも、相対的には治り難いとは思いますが。
勃起不全はただ勃起しないだけでなく、早漏や遅漏もその範疇
に入れられます。
実は原因不明の不妊の中でも、最も深刻な問題はこれかもしれないと思ったりもします。
ある年齢を過ぎた不妊の方々は、多くの場合タイミング法を気にするあまり、決まったルーティーンをこなす為に性交を行いがちです。
乏精子症とも言われますが、精液1ml中に2000万個以下の精子の状態を言うようです。
勿論これだけで明確な不妊の原因とは言えませんが、普通に考えれば数が少ないが非常に元気であると考え難いため、この乏精子症には運動率低下なども関係してくるでしょう。
勃起不全とは違い、物質的なものが明らかに足りないことは、男性にとっても非常にプレッシャーとなりえます。
このストレスがさらに状態を悪化させることは想像に難くありません。
子宮筋腫や内膜症、原因不明の月経前緊張証などが持病の方は、「気滞」や「お血」が原因の場合が多いのです。
「お血」と「血お」は同じような言葉で分かり難いのですが、血が巡りにくいという体質的な要因が「血お」であり、その結果出来た産生物が「お血」であるということです。
そのため「血お」は体質として扱われ、「お血」は血の固まりとして扱われます。
ではどうしてこれらの体質や固まりが出来るのでしょうか?
月経周期に応じた鍼灸治療も、効果を挙げるためには欠かせません。
東洋医学的にも、女性の月経周期に関連するような五臓の働きがあるのです。
五臓の働きを高めたりスムーズにすることで、より健康的な月経周期を過ごし、妊娠に繋がるような身体作りをします。