よく勘違いされますが、子どもにストレスなんて溜まらないというのは大きな勘違いで、実は非常にストレスを溜め易い生き物です。
子どもの場合、ストレス解消に酒を飲むとか、誰かに愚痴をこぼすなんて事が出来ませんし、喋る事の出来ない乳幼児なんてストレスの塊と言ってもいいでしょうね。
子どもはストレスを溜めると、様々な症状を発してSOS信号を出します。
それでは下に挙げていきますので、ご自分のお子さんにこの様な症状が出ていないかチェックしてみて下さい。
<ストレスチェック>
1.よく鼻や喉を鳴らしたり、痰を切ろうとする。
これはよく見られる症状で、東洋医学では梅核気(ばいかくき)とよばれる症状です。
喉の奥に痰が絡んで出てこない感じがします。
大人の精神科疾患でも見られます。
2.よく背中や腕を掻く
これは結果的にアトピーを引き起こしたりもします。
体質的にアトピーを持っている人で、過度のストレスを感じると、皮膚の掻痒感が出て、皮膚を壊す事で炎症物質が出る事が分かっています。
ストレスがアトピーを悪化させるだけでなく、体質的なものを呼び起こすこともあるようです。
3.夜泣き、疳の虫
これはよく知られていますね。
4.赤ちゃんがえり
これもよく見られます。
中には歩けなくなったり、喋る事が出来なくなったりする例もあります。
<ストレス対策>
よく知られているストレス対策に小児ばりがありますが、中々効果が出にくいこともあります。
一般的には小児ばりは短時間・低コストで出来るものですから、最寄の鍼灸院でお聞きになっても良いかと思います。
<実例より>
丁度上のような症状を持つ子どもがいました。
3歳半の男児で、1年半離れた弟がいます。
この子どもは3歳頃からアトピーが出始め、鍼灸治療で症状は治まりますが、喉を鳴らす癖が出始めました。
これは本人との会話です。
私 「喉が気持ち悪いの?」
子ども「ママに怒られたらな、喉がイガイガするねん。」
これは見事な梅核気です。
梅核気は丁度、梅の種位の塊が喉に引っかかっているような気がします。
出そうとしても出せない痰のようなものです。
叱るタイミングや普段からの接し方を考える必要がありますね。
多くの場合これらの症状は成長と共に無くなりますが、中には某有名芸能人のように、ずっと肩や首を動かしていたり、鼻をクンクン鳴らしていたりといった大人もいます。
彼らはさぞかし神経質なんでしょうね。