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経絡とは簡単に言うと、気の通り道です。
この中を通る気は「経気」と呼ばれ、全身いたるところを流れています。
よく鍼灸院や薬局などに張ってある経絡図では、全身いたるところとまでは表示されていません。
これは単に書ききれないからで、図に表示されているものだけが経絡ではありません。
<経絡の種類>
皆さんは経絡と言うと、一本の筋状のものを想像するかも知れませんが、実際には経絡とはかなり複雑な構造をしていて、まとめて経絡系統と呼ばれます。
詳しく書くとあまりにもややこしくなりますので、ここでは十二正経と奇経八脈についてだけ書きます。
・十二正経
手足を走行する十二本の経絡で、河に例えるなら大河にあたります。
それぞれ臓腑の名前がついていて、臓腑に繋がり栄養します。
・奇経八脈
これは大河に比べて、大河と大河を繋ぐ役目をしており、灌漑路のような役割もします。
つまり、あふれ出た水を外の河へ流して、氾濫を防ぐような役割をします。
<十二正経>
十二正経は手足にそれぞれ六本づつ、左右に1本づつあります。
経絡を呼ぶときは、手足と陰陽の強さ、繋がっている臓腑の名前を併せて、手太陰肺経(てたいいんはいけい)などと呼びます。
この十二種類は、
手太陰肺経 手陽明大腸経 足陽明胃経 足太陰脾経
手少陰心経 手太陽小腸経 足太陽膀胱経 足少陰腎経
手少陽三焦経 手厥陰心包経 足少陽胆経 足厥陰肝経
となっています。
<奇経八脈>
奇経は先にも書いたように、正経の潅漑路のような役割を持っています。
つまり病気の時などの、異常な経絡の気の状態を解消するように、余った気を奇経が溜めて置いたり、調節したりするのです。
また、何本かの経絡を繋いで、より経絡同士を密接な関係にする働きも持っています。
督脈 任脈 衝脈 帯脈
陰U脈 陽U脈 陰維脈 陽維脈
<経絡とツボ>
ツボとは一体なんでしょうか?
経絡やツボという言葉は知っていても、ツボが何かを知る人は案外少ないのではないでしょうか。
経絡を先ほどは河に例えましたが、本来の造りから言うと経絡は地下水脈のようなものです。
つまり体内を流れる地下水脈で、その中を気が流れているわけです。
ツボはその水脈が湧き出る泉のような存在でしょう。
そのため地下水脈の流れに滞りが出来ると、ツボを刺激してその滞りを取り除く事が出来るのです。
このツボは基本的には各経脈に所属していますが、それ以外にも奇穴と呼ばれるものもあります。
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