私たちの業界って結構特殊ですよね。
変わってる人も多いし、(これは本当に多いですよ)危ない人も多いし、(まぁ結構居るかな)いっちゃてる人も多いし、(これはたまに居ます)その代表はやっぱりオウム真理教の麻原ですよね。
彼は鍼灸師だったんですよ。
結構有名な話なんで知ってる人も多いとは思いますが、鍼灸師の中にはこういった勘違いをする人も多くて、自分に特殊な力が備わっているなんて思っちゃうんですね。
本当に力があったら鍼灸師のままで良いのに、中途半端に治療するからああなるんでしょうね。
これと同じように非常にとんでもないことを言う人が多いのが、気孔の世界ですね。
これは私が出会った自称気孔師のお話です。
これは私がまだ気孔などに興味を持ち始めた頃の話です。
アルバイトの先輩が、
「自分の母親が治療にかかっている気孔師がすごい」
と言う話を聞いて、
「それでは是非一度見学させて欲しい」
と頼み込んで見学させてもらうことにしました。
ここは神戸市内の某所です。
普通の文化住宅の一室にその気孔師はいました。
中には患者さんが1名、その部屋の持ち主の中年女性(以降女性)が1名、
問題の自称気孔師(以降自称)が1名居ました。
そこに先輩と私が入りました。
先輩「すいませんAですが、先生の治療を是非見学させて欲という人が居るんで連れてきたんですが。」
女性「ちょっと待って下さいね。先生、弟子入りしたいって言う人が来てます。」
私 「いや...あのー見学だけで良いんですが..。」
自称「まぁ見ても分からんと思うけど、見て行きなさい。」
私 「ありがとうございます。宜しくお願いします。」
暫く治療を見ることになりました。
患者さんは腰痛のようです。
自称「いいか、見てみなさい。この人は脚の長さが違うやろ。これのせいで腰が痛いんや。」
というなり自称気孔師はその人の脚をつかんで....
自称「ふんっ」
???...あれ...この人力任せに脚引っ張ったで...。
確かこの人、気孔師やったよなぁ?
自称「ほら治ったやろ」
私 「はぁ...」
その後時間があったので少しの間お話することになりました。
自称「私はなぁ、体中から気が出てるから寒くないんや。冬でも半袖ポロシャツ1枚や。」
んっ?目の錯覚かな。この人ダウンジャケット着てるぞ。しかも暖かそうな長い奴。
私 「あの...今は違うんですか?」
自称「ああ、これはなぁ私が風邪をひいたらあかんからって、みんなが心配するから着てるんや。」
私 「....」
ああ、みんなには心配されてるんや...。
自称「私はな、気の力で車を速く走らせることが出来るんや。この前もな伊丹空港までここから15分やったわ」
私 「えっ...ここから15分ですか?」
自称「高速には乗らんでや。でもな、気の力で走ってるからスピードメーターは60q以上にならへん。」
ここから下道では普通に考えたら15分では無理でしょ。
しかも高速は使わず、スピードメーターは60q....。
誰か一度チャレンジしてみませんか。
神戸市の東灘からスピードメーター60qで、しかも信号を全部青にしながら、15分で伊丹空港まで。
*これは全て事実です。